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子どもの安全確保めざす 県警とマクドナルドが協力

2022/07/28

県警と店舗内での防犯広報に関するパートナーシップを結んでいる日本マクドナルドは20日、県内全19店舗で、「こども110番連絡所」設置への協力と、商品提供時に敷く紙製マットなどを活用した啓発活動を開始した。

県警によると、県内では昨年、声掛けや付きまとい、犯罪などに子どもが巻き込まれた事案の認知件数が228件だった。多くの親子連れに親しまれている店舗で安全確保に協力し、注意点などをより効果的に呼び掛ける狙い。

この日は山形市のマクドナルド286鉄砲町店で、野元陽平店長と県警生活安全企画課の庄司憲功(かずのり)調査官が店舗出入り口ドアに連絡所を示すステッカーを貼り付けてアピールした。このほか県内全店で、商品のトレーに敷く紙製マットに防犯の合言葉「いかのおすし」の解説などを掲載。電子掲示板が設置されている8店では同様の内容の画像を来月2日まで流す。

同店をフランチャイズ経営するノモト(山形市)の野元隆平副社長は「困ったらすぐに近くの店舗に相談して」と呼び掛けた。

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